作品紹介『はじまり はじまり』とは、夜に暗闇からやってくる舞台の名前だ。「はじまり はじまりい」といって幕をあげると、いろいろな僕があらわれる。時に、僕は、マンドリンを弾いたり、 イヌと遊んだりしている。途中で『はじまり はじまり』が「ちょっと 休けいです」と幕をあげれば、舞台には満天の星空が広がる。また舞台があがったら、次は何が始まる。
コメントいきなり舞台が飛んでくる設定自体が不思議です。けど、不思議と違和感がないんですよね。そこが作者のうまさなんだなあ、と思いますが。ストーリーの中に起承転結がないので物語性がまったくないです。次々と、主人公の僕の心の風景が現れていきます。他人に自分の夢をのぞかれたらこんな感じなのかなあ。